FAVORITE TRUNKがOPENしてから、僕は丸田屋の管理と
FAVORITE COFFEEで焙煎の担当をしております。
OPENしてからはほぼ毎日焙煎をしておりますがやればやるほど、
本当に奥が深いなぁと日々感じております。
今日はその焙煎について書きます。
焙煎とは焙じて煎ると書くように、コーヒー豆を焼くのでなく焦がさずに
それぞれのコーヒー豆のBESTの味を引き出す為の作業です。
産地や風土によりそれぞれの特徴をもったコーヒー豆をよく知ったうえで、
その豆にあった焙煎をしなければ美味しい珈琲には仕上がりません。
①まずお店におくられてくる生豆をハンドピックします。
ハンドピックとは生豆の中から欠点豆(虫食い豆や割れ豆、石など)を除く作業です。
どんなに良い豆を仕入れ焙煎しても、これが混ざってると味や香りを悪くしてしまします。
選別された欠点豆。
②豆を焙煎機に入れ約20分焙煎します。
KONO特注焙煎機(半熱風式2kg釜)
焙煎機の窓から見える珈琲豆。
豆の色や香りをCHECKしながら、
ガス圧やダンパー(機内の排気)を調節しBESTの煎り具合まで焙煎を進めます。
③良いところまで焙煎が進んだら釜のフタを開けて冷却機で熱を冷まします。
このあとさらに焙煎豆をCHECKして、色つきの悪い豆や、黒焦げ豆などを
もう一度ハンドピックします。
④出来上がり☆☆☆
焙煎がウマくいくと豆が綺麗にパンパンに膨らみます。
豆の中の水分をしっかり抜いて程よく熱を加えていくのですが、
水分が残ってるまま熱を加えると渋みやエグ味が残ったり
熱を加えすぎると芯が焦げたり、煙っぽい珈琲に仕上がります。
こうして愛情込めて焙煎した珈琲豆をサイフォンで抽出し、提供しております。
勉強しだしてあっとゆう間に1年半が過ぎました。
FAVORITE COFFEEはもっともっと美味しくなりますよ☆